2018年02月11日

芥川賞「百年泥」

文藝春秋 受賞作発表号で読みました。

インド、チェンナイ(以前のマドラス)でIT企業社員相手の日本語を教えている女性の話。

「百年に一度」の洪水で通勤で毎日通る橋が埋まるほどの泥やらゴミ。その泥の中から出てくる、出てくる、百年分の、思い違いのすれ違い、言わなかった言葉、言えなかった言葉、恨み、悲しさ、つらさ、、、、。

初めの方は、読んでおもしろい海外紀行文ふうで、すらすら読んでいたけど、ん??インドでは富裕層は想像を絶する通勤ラッシュを避けるため、「飛んで通勤している」という一文から「え??」となり、ファンタジーフィクションだとわかる。けれども軽妙なタッチで語られる中、心に残るエピソードもあり、心にのこる作品でした。

東大卒、学者の夫とインド在住。流石に文章がうまい。むつかしい漢字をたくさん使ってて、文脈でだいたい意味はわかるけど知らなかった漢字で、何回か辞典を開いた。その反面「いちおう」とか「とつぜん」とか「ひじょうに」だとか、ひらがなのままの単語は黙読する読者のリズムを重視してるのか、読みやすい。反面ひとつの文章がすごく長かったりするのだけど。 

店番しながら半分読み、晩ご飯のあと続きを読み終わり、楽しい時間でした。

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2015年05月18日

ハートカクテル わたせせいぞう

店の事務スペースの本棚を整理していたら、こんな懐かしい本が出てきました。

ちょっとバブルの香りがしたあの頃です。
片岡義男の文章、南佳孝の音楽、そしてわたせせいぞうの漫画で完璧にそろった感じがしてました。

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posted by だいちゃん at 17:40| 香川 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

個人的、読書週間。

近頃のマイブームは読書。個人的、読書週間です。ジャンルは何でもいい。ある意味活字中毒。

小説もノンフィクションも、それこそCDのライナーノーツでも、Macの雑誌でもいい、考えたことのない世界を思い巡らしたり、リアル世界の知識を得たりするのが今の自分に必要な気がして、仕事に行かずにずっと活字を読んでいたいと思うほど。

やはりその中でも、小説=フィクションが今一番読みたい。と、いうのも少し思うことあって、長年苦労してこられた方々の、ひもじい辛い時代を生き抜いてきた話に重きが置かれ、日本の高度成長と同時に育ってきた若い世代の話は軽んぜられ、かといって若い人が膨大な資料をあたり取材を重ね検証考証を重ねて書いた戦争小説は年寄りの選者に「現実味が乏しい」と一言に切り捨てられていて、「そういうことを言ってしまえばSFもミステリーもホラーもないじゃん!」とある書評家が言ってましたが、全くその通りだと思う。(回りくどくて意味がわかりませんね)。

今夜も本を読みましょう。

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2014年12月20日

kindle paperwhite

息子がこれまで出版業界で働いていたので、本はリアル書店で紙の本を買うことにしてましたが、このたび違う業種に転職したので、電子ブックリーダー全面解禁です\(^o^)/。

とはいっても、ガジェットは何でもいいというのではありません。自他共に認めるリンゴ伝道師ですが電子ブックリーダーは、iPhone、iPadより、kindle paperwhite!!イチオシです。その理由は、目にやさしくて本当の書籍と同じでいくらでも読めるからです。

本を読むことに特化して、その他の機能をそぎ落とした潔さがいいです。本の厚さの計りようが無いので読み進んでる感覚は数字をみて知るしかないというのはありますが、ぼくは小説などは本物の本より話の世界に入れる気がします。

デジタル書籍で一番いいのは、本の中の検索が出来ること、この人は誰だっけ?とか主人公とどんな間柄だっけ?とかすぐわかります。そして次に何冊入れても重さがないこと、出張にいくらでも本を持って行けます。その上、解らない言葉はその場でWikipediaで引けます。メモを書き込めます。

今はまだ書き込みがローマ字入力しか出来ないのですが、iPhoneのように平仮名キーボードでフリック入力が出来るようになれば最強だと思います。

今読んでいるのは伊坂幸太郎の新作。

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2014年05月28日

村上春樹と司馬遼太郎。

1 コーヒーはすっかり下に落ち、いつものせわしない音を立てて、空気が中に入り込んできた。コーヒーはごぼごぼと泡立ち、やがて静かになった。私はコーヒーメーカーの上の部分を外し、水切り台の上に置いた。

2 播磨灘は快晴であった。送り風だが、帆のはためきが胴ノ間まできこえてくるほどに風が強かった。それにうねりが大きく、船は前後にゆれた。このため出港後、小者ふたりがすっかり船酔いしてしまった。

1は今日から読み始めのロング・グッドバイ Rチャンドラー著 村上春樹訳

2は昨日読み終えた播磨灘物語、司馬遼太郎著 

文体の違い、おもしろい。

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2014年04月10日

個人的読書推奨月間

今日から自分勝手に読書週間、いや月間。

読みかけでほったらかしてた本をやっつける。

まずは播磨灘物語 by 司馬遼太郎

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2014年03月08日

ナオキショー

第150回ナオキショー受賞作、掲載のオール讀物、買いました。(長編の話は抄です)

今回の受賞作はもちろん、これまでの直木賞短編傑作選、例えば鉄道員(ぽっぽや)、空中ブランコ、多田便利軒などがいっぱい収録されててお買い得です。
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2013年09月11日

播磨灘物語

手当たり次第な活字中毒、今は司馬遼太郎さんの「播磨灘物語」読んでます。

読書家の叔母が持ってた1975年講談社で刊行された初版単行本の奥付。


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2013年06月27日

華麗なるギャツビー

ギャッツビーでなくギャツビー。

全然予備知識無く観た映画だけど、深く心に残ってる。

観てから読む。 村上春樹さんの訳本を読んでる。

最初の状況説明の二章を読み終えた。

映画の何気ないカットにも全部意味があったんだと納得。

村上さんの文章っていいなあ、クセになる。

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2012年06月20日

小説・震災後 福井晴敏

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まだ読み始めで、どんな展開していくかわからないけど、一気に1/6、50ページ読んだ。

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2012年05月31日

二十五の瞳

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仕事帰りに書店へMac Fan を買いに行く。平積みされてたこの本「二十五の瞳」樋口毅宏 が気になりついでに買って帰る。

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2010年09月11日

経営革命の構造 米倉誠一郎

今でこそ流行り言葉のように言われる「イノベーション」の本質は何かを学術的に掘り下げて、なおかつ物語性を保ち読ませる文章です。

イギリスで起こった産業革命、アメリカでの経営革命、そして組織革命、日本型組織革命まで独自の視点でぼくたちにもわかりやすく書かれた好著。前世紀1990年代の著だけど、モノの本質は変わりませんよね。

実は著者の署名入り、なおかつぼくの名前まで。
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本日、また吉塚仏壇店の宣伝飛行機が来てました。

ぼくが気づいたのは午前11時半頃でした。

今回はちょっと違うアナウンスで、9月23日までお彼岸セールをやってるということです。うーん、微妙な日、なんですけどww
「丸亀、高松、駐車場完備、天保三年開業、吉塚仏壇店へぜひどうぞ〜」

12時過ぎには小豆島上空から東の方へ行きました。

その後のルートについてご存じの方はぜひ情報よろしくお願いします。







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2010年09月10日

ドーン 平野啓一郎

舞台は2033年、人類は初めて火星に降り立つ。2年半に及ぶトリップから帰ってきた日本人宇宙飛行士明日人は一躍ヒーローになる。

が次第に明らかになってくる疑惑。宇宙船の中で何が起こったのか、、、。帰ってきた宇宙飛行士たちはアメリカ大統領選に巻き込まれてゆく。

文字通りドーンとくる長編小説。この小説では共和党候補に民主党候補が競り勝つ。この前のオバマ氏が勝った選挙でブルース・スプリングスティーンが民主党の応援をしたけど、この小説の中でもブルースは87歳、闘病中、車椅子で応援のステージに立つ。それは「ウィー・アー・ザ・ワールド・アゲイン」コンサート。なんだかおもしろいです。

いろいろ考えさせられる一冊。おすすめします。


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posted by だいちゃん at 23:52| 香川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする