2015年03月08日

「スマホに満足してますか?  増井俊之」

今や全ての携帯で使われてる「予想変換」システムや、ジョブズさんに直接引き抜かれiPhoneのフリック入力を作り出した増井俊之さん。その人がジョブズさんを絶賛disってる(笑)。本の帯は「みんなジョブズにだまされてる!?」

科学的思考を改めて考えてみた。目からウロコの話ばかり。おもしろい本です。



ぼくも考えてみた。。。。
車の自動運転は実は簡単な技術らしい。道路交通はしっかり法律が決まっており、360度回り全てをモニターしながら法律通りに走らせるのは簡単。そういえばぼくらは高速道路での車線変更とか、360内の100度くらいしか見えてなくて、ほとんど死角なのに勘だけでやってる。全方向モニターして走るコンピュータの自動運転車のほうが数百倍、安全ということ。

もしかして問題は、最悪の場合、避けられない事故が迫ったとき、運転者を守るのか、歩行者を守るのか、、、、
どういうプログラムを内蔵するのだろうか。。。???

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2015年02月19日

「資本主義の終演と歴史の危機  水野和夫」

トマ・ピケティはとても読めないけれど、この本読んでます。

まだ半分くらい読んだばかりですが、「中心」が「周辺」から富を「蒐集」してきた「長い16世紀」は終わった。今や「周辺」と呼べるのはアフリカしかない。そしてアフリカは今や「中国の周辺」でしかない。なかなか説得力があります。

実際のモノの取引が無くなってしまい、債権や金融そのものをコンピュータによって秒速何万売り買いする金融工学の行きすぎた発達と未来の世代に無責任な原子力開発を「2008年の9・15(リーマン・ショック)や2011年の3・11(東京電力福島第一原発事故)で、金融工学や原子力工学も結局は人類にとって制御できない技術だったことがわかりました。」と一刀両断。

そう言えばタモリさんが、日本だけでなく各国とも現在の資本主義の行き詰まりを指摘したうえで「資本主義に何か手を加えて、より良いものにしなきゃいかんと思うんですよね」と言ってましたね。

なんとかゆっくりググりながら一生懸命読めばぼくにも理解できる経済書です。ご一読をおすすめします。

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2015年02月15日

「恋するソマリア 高野 秀行」

「恋するソマリア 高野 秀行」読みました。ラジオで著者が出演した番組を聞き、その場でググって買いました。今やシリアと並んで最も危険な地域(正式に国と認められていない)に民間ジャーナリストが単独暴走する話。
護衛の兵士を雇わないと5分と立っていられないところらしい。

世界のどの民族とも違うソマリ人、世界各国に散らばって住む(ディアスポラ)事を悲しみと思わず、世界中にソマリソサエティをつくり、その中でしか生きない、他民族と相容れないソマリ人、、、、、、。

興味は尽きない。

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2015年02月14日

「スタッキング可能」  松田青子

ツィッターで話題だったので読んでみた。

軽くておもしろいだけでない、ちょっと深い所を感じた。

「このミステリーがすごい」で評価された「イニシエーションラブ」みたいに、同じ出来事をみる側が変えるとこれほど違うみたいな書き分けをしてる。

「イニシエーション」と同じように読み終えた後でカラクリがわかったその目でもう一回読み返したくなり、まんまと読み返してしまう。

軽妙なタッチのどうでもいいような、なにもおこらない話だけど、すごいかも!と思った。


けどAmazonのカスタマーレビューではみんな「つまらん、半径3メートルの話」と厳しい。
一番怖いのは、「吐き気がしたので、表題作だけ読んでポストに捨てた」(驚)というのもあった。(・ω・)コワー




うーん、まあ、自分の感覚を信じよう。

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今地震が、、、、 
その瞬間ネットでどこをみても
なにも出てない、、、、けど
ツィッターはさすが!秒速で情報を得たいならツィッターだと実感、、、





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2015年02月11日

「本にだって雄と雌があります」 小田雅久仁 

「本にだって雄と雌があります」 小田雅久仁 読み終えました。どっかのhpの書評でみてKindleにダウンロードして読んだ。

まあまあの長編、最初は「失敗したな」と思った、つまらん言葉遊びだけの毒にも薬にもならん小説かなと思った。読み進んでいくうち、幾代にも続くスケールの大きな家族小説になってきて、読みながら相関図を書いた。

中盤から終わりにかけては、すごいの一言。個人的に昨年度のナンバーワン書籍と思う「想像ラジオ」いとうせいこう にも優るとも劣らない。文体が変わっての臨死体験?の描写がすごすぎる。

笑いながら、考えながら、ちょっと泣けて、いい気持ちになれて、本好きでよかったと思う一冊。

本が好きな人は絶対読むべき! オススメします。

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2014年11月25日

「絶 叫」

「絶叫」葉真中顕(はまなかあき)という本を読みました。

テーマは「貧困」であまり気持ちのいい話ではありませんが、読み始めたら最後、読み終わるまで止められない小説です。キンドル版で読んだので実感がないのですが、かなりの長編だと思います。

最後のどんでん返しは「ほー」となってもう一回読み返して確認したくなるようなミステリーです。

興味のある方はぜひ。

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http://ebookstore.sony.jp/stc/article/interviews/akihamanaka/


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2014年05月08日

読書の春。

今夜も播磨灘物語。

ちゃんと一文一文をしっかり読んでいます。

ようやく(中)です。

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2014年05月06日

DINER 平山夢明

今日は家でごろごろ、こないだから読んでたダイナー、一気に読み上げました。

ほんの出来心から携帯闇サイトの仕事に手を出したオオバカナコが拷問されたあげくアンダーグラウンドな定食屋DINERのウェイトレスとして売られてしまう。

スプラッターというか、ホラーというか、ノアールというか、えげつなさでおなかいっぱいになるけど、おもしろくて止められない。読み終わるのがちょっと悲しい、不思議な読後感。

けど、よいこは読んではいけません。ナンチテ (笑)

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2013年07月12日

いい時代ですね。

お客様が「これおもしろいよ」と貸してくれたミステリーを読んでいます。

江戸の世に活躍した「写楽」の正体を解き明かすストーリー。書いた島田荘司氏は江戸の民族文化をかなり調べ上げています。

江戸時代に忽然と現れ、疾風のように消え去った「写楽」は一体誰だったのか、がストーリーのテーマです。

話の中で当時の絵師と版元の力関係を説明する下りで、美人画に比べると風景画はランクが低く見られてて、絵師が描いた原画を平気で色を変えたり、構図を変えさせられたと、というところがあります。

有名な歌川広重の東海道五十三次「日本橋」、江戸の中心日本橋なのだからもっと賑やかそうに描き直せと命じられたそうです。

元の絵は「お江戸日本橋、七つ立ち」で魚屋しかいない早朝の絵なのに、いろんな物売りがごった返す夕方の絵に描き直さされてる、ということ。

そんなところを読んで、ん??わからんなあ、、と思ったら、即→画像検索、、、、、なーるほど。

いい時代になりましたね。
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本もとてもおもしろいです!








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2012年10月13日

読書は楽し

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まだまだぼくがワインの世界で駆け出しだった頃、読んだ本をもう一度読み直す。




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2012年09月09日

4TEEN 石田 衣良

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石田衣良さん 4TEEN 2003年度直木賞受賞作、読み終えました。

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2012年09月05日

万城目学さん

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火曜日、早朝より大阪出張。その間に読もうと思ってた鴨川ホルモーの万城目学さんのエッセイ集。予備で持ってた気象学関係の本が予想外に面白くて、結局エッセイは読まずでした。




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2012年08月09日

秋月記 葉室麟

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葉室麟著「秋月記」


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2012年06月23日

hHotel California The Eagles

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今日、ちょっと話に出て懐かしく思い出し、本当に久しぶりにイーグルスのHotel Californiaを聴いています。

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2012年05月03日

ゴールデンウィーク

連休後半、スタート。

ぼくは普通に仕事です。

近頃読んでるのは、伊集院静さん。男っぽいよね。

氏は数十年前山口県の高校球児だった。猛練習中に監督の頭に捕手が投げたボールが当たって気絶してしまったエピソードがおもしろい。

氏のエッセイは最後の1行が勝負。
「スポーツは敗れることで学ぶことが勝者の何倍もある。でも勝った方が嬉しい」
いいね!

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2012年02月18日

電子ブック

今でもiPhone の3GSの微妙な曲線がこれまでの中で一番美しいと思う。

ぼくが今の4の前に使ってた3GSは画面を割ってしまったのでもう無いけれど、息子が4Sにした時それまでの3GSをもらった。

白で裏にラリーカールトンさんの直筆サインが入ってる。16ギガのiPod として店の中のBGMプレーヤとして利用してた。

ふと思い付いてiCloud でもらったアカウントを設定してみたら送受信出来るやん。キャリア関係なくインターネット通信だからかな。

もしかして?と思ってLINEをインストしてタダ電話も使えるか?と思ったけど、さすがにそれは出来ないみたい。アプリのインストも更新も出来るし、純正アプリだけでもとてもよく出来てるし、電話じゃなくて電子手帳だと思えば使えなくない。
あ、そか、それがiPod touch か。今iOS 5.0.1でもうこれ以上アップデートはできないだろう、てかしないほうがいいねww。

まあメール&ネット・ガジェットだと思えば。



iPad で本を読む、電子書籍リーダーとして使ってみる。手始めに青空文庫の夏目漱石「吾輩は猫である」から。

顔を近づけて見るだけのパソコンのモニタでなく、手で持つiPad はとてもいい感じ。絶妙な?重さも実際に本を持ってるかのようでいい。
ということで早速、電子書籍を一覧してみたけど、買ってまで読みたい本はない。

しばらくは青空文庫を手当たり次第読もう。

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夜の船。





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2012年02月12日

共喰い 田中慎弥

話題の芥川賞「共喰い」田中慎弥 文藝春秋誌で読みました。

なんだか題名で予想したとおりの気持ち悪い話。先年の西村賢太「苦役列車」が私小説だとしても、こちらは全くの創作だと思えばまだ救われるけど。

芥川賞って純文学の新人に与えられる賞なのに、自分の本棚に並べておきたくない(ぼくの個人的な感想です)こんな話がどうして?と思う。


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2012年01月27日

神様のカルテ2 夏川草介

近頃DVDばかり観てました。

もちろんそれはそれで感動もあり憧れもありでしたが、それはやはりなんとなく受動的なものでイマイチのめり込めない感じでした。

心震わされるようなストーリーを味わいたいと思い、この本を読みました。

けっこう長編ですが、二日で読み終えました。

涙をこらえるのが必死でした。

夏目漱石の坊っちゃんを現代版医療小説に置き換えただけ、では済まされないすごい感動でした。

居酒屋でうまそうに地酒を飲む場面、将棋を指しながらスコッチを飲む場面などなど、読みながらそんな酒を飲むのも一興かと思います。

久々に大泣き出来ました。


心晴れ晴れしています。






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2012年01月13日

水のゆくえ

昨日書いた「ディアスポラ」の本に収められているもうひとつの小説。

物語の設定は「ディアスポラ」と同じように、原発事故後の話。

事故で何百万という人が死に、その何倍もの人が死ぬのを待つばかりの状態。かろうじて死ぬのをまぬがれた人はほとんどが日本を捨てて海外に逃げた中、過疎地の造り酒屋が物語の舞台。

蔵の後継ぎ、九代目の若い蔵元の徹と事故の時に逃げ遅れた年老いた杜氏はもう誰も飲む人のいない酒を造る。
村に残ったのは、徹の同級生夫婦、厚志と雪子と娘の彩、林業の神林爺さんだけ。

ネタバレなのでここまでにしますが、すごい話です。


驚いたのは酒造りの現場を本当によく取材してる。
エアシューターだの、ヤブタだの、甑倒しだの、YK35だの、この業界でもあんまり知られてない言葉がバンバンでてくる。酒母造りの描写のところではモデルになった蔵はわからないけれど、ぼくは酒造りの流儀は分かりました。

勝谷さんて、いろいろ激しく話題な人だけど小説もすごいですね。

今夜は本読まず酒飲んで寝ます。

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2012年01月12日

ディアスポラ

ディアスポラ「撒き散らされたもの」という意味のギリシャ語に由来する言葉で、元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ、またはそのように離散すること自体を指す。」(Wikipedia)

勝谷誠彦氏著 十年前に書かれた小説「ディアスポラ」を読みました。

あの「事故」(原発事故)で人が住めなくなった日本を後にして世界各国にちりぢりばらばらになった日本人のうち中国共産党に支配されるチベットに収容された人々の話。漢民族にチベット人と同じように扱われる日本人。国連から派遣されてる地区担当ダヤンは虐げられ世界中に撒き散らされて生きてきた民族、ユダヤ人。辛く暗い物語。

ダヤンの言葉「私たちは二千年間、世界に散らばっていました。紀元七三年マサダという砦に立てこもっていた最後のユダヤ国民がローマ軍に滅ぼされてから、再び建国に成功するまで。その出来事を、私たちは民族離散、ディアスポラといいます。」

フクシマの原発の近くに住んでいた避難を余儀なくされてる方々の事を考える。

どこか地震のないところで安全な原発を研究するのはいいとしても、こんな地震大国の日本に原発は置くべきでない。絶対にそう思う。





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