2017年04月08日

「私をくいとめて」 綿矢りさ

新聞の連載小説だった物語。「私」という一人称で語られる主人公は三十代のOL、自意識過剰気味で会社では存在の気配を消して生きている。特別な能力?として自分の中の別人格の話し相手を持つ。その別人格の「彼」は冷静に物事を理解し判断し主人公の相談に乗ったり、アドバイスを与える、その自分の脳内で話し相手になる声は自分の事を「iPhoneの中のSiriみたいだ」と自分で言う。

話の中で一行だけ、「精神科に通った」とある、、、、。

とはいっても、あまり深刻な話ではない。

たぶん作者自身の思いであると察するが、年末年始のイタリアの友人宅に滞在するため飛行機に乗っているときの「恐怖体験」が延々20ページに渡って書かれていて、あまり飛行機を信用していないぼくはとても共感できた。

軽く読めるのでおすすめです。

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posted by だいちゃん at 01:39| 香川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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